新築を建てる時、照明を施主支給にするかメーカーで依頼するか迷いますよね?今回は照明をメーカー依頼と施主支給でする場合の価格の違いを紹介します。
おしゃれなダウンライトなどはメーカーに依頼することになると思いますが、使う場所を限定してそれ以外を施主支給すれば予算はグンと下げられます。
※私の事例で紹介している価格は2014年頃の価格です。
この記事を読んで欲しい人
・これから新築を建てようと考えている人
・照明を施主支給で考えている人
・照明をメーカーに依頼しようと考えている人
メーカーと施主支給の照明の価格の違いは?
メーカー依頼より施主支給のが圧倒的に価格は安いです。おそらく読む前からわかっていますよね。
私が家を建てた時はほとんどがメーカーに依頼で施主支給はごくわずかでした。私の場合の照明にかかった総額は、
●メーカー依頼の照明金額 約60万円
●施主支給の照明金額 約3万円
で両方をまとめると63万円です。
それではメーカー依頼した照明を紹介。
メーカー依頼の照明
8割程度はメーカーが提案してきた照明をもとに決めました。
1階の照明
上のイラストが1階のメーカー依頼の照明です。1階の照明は全部メーカー依頼です。注目したいのは和室A、Bのシーリングライトですが約5万円もします。
メーカー依頼の照明はカタログの定価がそのまま反映されるので、かなり高い金額です。ダウンライトならまだしも施主支給できそうなシーリングライトでこの金額は正直高いです。和室6畳2部屋で約10万円の出費となりました。
和室のシーリングライトがコレです。
家電量販店で買ったらこの半額以下で余裕で買えそうです。
2階と外回り
ここでもやはりシーリングライトのメーカー依頼照明は割高です。上の表にはないですが洋室A,Bは施主支給で対応しました。
施主支給の照明
私の場合、ほとんどの照明をメーカーでお願いしました。施主支給で対応したのは洋室A,Bくらいです。
洋室A,Bだけ最後まで誰が使用するのか決まらなかったので、施主支給で対応すると住宅メーカーの方に伝えたのですが、家電量販店で購入してみたら驚きの安さ。シーリングライト価格がネットで見ると格段に安いです。
色々考えるのが面倒になっていたので後々後悔しました。
施主支給にするとどれだけ安くなる?
照明を施主支給するには色々あると思いますが、ここではシーリングライトについて考えてみます。
私の家ではシーリングライトをメーカー依頼と施主支給を合わせて6個(メーカー依頼:4個、施主支給:2個)使用しています。
シーリングライトを施主支給でシミュレーション
メーカー依頼の照明を量販店で購入した場合を仮定すると下のような表になります。
※施主支給の場合の価格は同レベルの照明のネット価格です。
部屋 | メーカー依頼の場合 | 施主支給の場合(仮定) |
和室A | ¥48,000 | ¥13,000 |
和室B | ¥48,000 | ¥13,000 |
ダイニング | ¥24,000 | ¥7,800 |
2階 洋室C | ¥24,000 | ¥7,800 |
寝室 | ¥44,940 | ¥24,000 |
合計 | ¥188,940 | ¥65,600 |
結果は¥123,340円安くなりました。施主支給するとおよそ65%のプライスダウンすることができます。
圧倒的な安さです。ネット購入といえどそれなりの照明を仮定して選択したので、質に拘らなければさらにコストダウンすることも可能です。
ダウンライト照明は施主支給できる?
ダウンライト照明の施主支給は工務店やハウスメーカーによると思います。正直ダウンライト の施主支給は嫌がられると思います。理由は埋め込み式なので事前の打ち合わせが大変になるからです。
まぁ私自身このような作業が苦手かつ、家の気密性にも影響しそうなので施主支給はしませんでした。
もしダウンライトの施主支給を考えている方は、ダメもとで相談してみてもいいかもしれません。
シーリングライトは施主支給がオススメ
シーリングライトは下の写真にあるようなコネクタに照明をセットすればいいだけなので、取り付けは簡単です。
ダウンライトにくらべて取り付けしやすいのでオススメです。
価格を安くするには施主支給を上手に活用しよう
ここまで照明の価格について紹介してきました。注文住宅の照明価格を下げるには施主支給で対応するのが近道です。
コストダウンをするために以下の点について考えてみてはいかがでしょうか?
・シーリングライトは施主支給で対応する
・ダウンライトの数を少なくする
・スポットライトを代用してダウンライトの数を減らす
施主支給を行うには、シーリングライトの数を増やすことです。そのためにダウンライトの使用数を減らし、どうしても必要な場合はスポットライトの検討をオススメします。
これから建てる家をオシャレにするためにも、ダウンライトを適度に取り入れ無理せず節約したいですね。