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【注文住宅】井戸水を併用した水道料金はどれくらい?家を建てる人へ!

井戸水の水質検査の費用や方法は?実際にやってみました
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7600円。これが私の井戸水を併用した水道料金(2019年11月)です。

今回は井戸水/地下水の併用について紹介していきます。

 この記事では

・井戸水を併用した場合の水道料金

・水道料金

・料金を下げる為の井戸水の利用事例

を紹介しています

この記事は上水道と下水道が普及している地域の方に向けて書いてます

井戸水を併用して料金を下げるには?

請求書イラスト

井戸水を併用して料金を下げるには、上水道の使用量を徹底的に下げる事です。地域によって異なりますが、下表が水道料金です。

0〜20m3 ¥2500
30m3 ¥4100
40m3 ¥5600
50m3 ¥7400
60m3 ¥9250

上水道料金(二ヶ月分)

0〜20m3 ¥2700
30m3 ¥4200
40m3 ¥5700
50m3 ¥7150
60m3 ¥8650

下水道料金(二ヶ月分)

極端な話、生活で使用する水をほぼ井戸水にする事で、水道料金を2ヶ月で2500円近くにすることができます。

ですが、私の井戸水の使用内訳は、家外が井戸水で、家内はトイレ/洗濯/お風呂全て上水道にしています。

以上を踏まえると、生活水をいかに井戸水に置き換えて使用できるかが料金を下げるカギになってきます。

井戸水で生活水をカバーするほど料金は安くなる

生活水を井戸水に置き換え

生活水を井戸水に置き換えるために、代表的なものを下表にまとめました。

お風呂 200L(1日)×60日(2ヶ月)=12000L  =12m3
トイレ(1回6L で算定) (6L×10回)×60日(2ヶ月)=3600L  =3.6m3
洗濯(ドラム式で1回78L) (78L×2回)×60日(2ヶ月)=9360L  =9.3m3

これらを全て井戸水に置き換えると2ヶ月で約25m3の削減ができます。これだと我が家でも水道料金を現在の半額以下に抑えることができます。

ですが私は、生活水を井戸水にするのはオススメしません。

生活水を井戸水にオススメしない理由

生活水を井戸水にオススメしない理由は、一言で言うとリスクがあるからです。水道料金を安くする為に背負うリスクが釣り合いがとれていないと私は思います。

リスク1:キレイな水とは限らない

生活水として井戸水を使用するには飲用可能であるか水質検査をする必要があります。また仮に水質検査で飲用可となっても、エコキュートやエネファームを使用するにはメーカーに問い合わせる必要があると思います。

さらに飲用可であっても10年後20年後の水質はどうなっているのかわかりません。

リスク2:水量が一生保てるとは限らない

井戸を掘って井戸水があったとしても、生活水に十分な水量があるかは掘ってみないとわかりません。水量についても10年後20年後どうなっているかわかりません。

私の知人は最近井戸が枯れたと言っていました。生活水でなく、家外での使用だったので生活への支障はありませんでしたが、水量についてもリスクが存在します。

リスク3:金属が溶け込んでいる事がある

水質検査で金属の混ざり具合はわかりますが、濃度によっては洗濯物に金属の色がうつることもあるようです。

全てに当てはまるリスク

項目毎のリスクを紹介しましたが全ての項目に言えるのが、10年後20年後の長期的なスパンで見ると井戸水がどうなるかわからないのが一番のリスクだと考えます。

また、井戸を深く掘る深井戸も選択肢の一つですが、コストを考えると厳しいと思います。

雑用水として井戸水を考える

では井戸水の併用は損なのか?というとそうではありません。生活水としては向いていないと思いますが、家外で雑用水としての使用はいいと思います。

これなら井戸水へ求めるレベルが下げる事ができ、井戸水が使用できない状態に陥っても生活への影響は最低限で抑える事ができます。

雑用水としての使用例

それでは雑用水としてどのような使用例があるかを紹介していきます。

使用例1:植物への水やり

ガーデニングやDIYで使用する水なら上水道でなくても問題ないと思います。

使用例2:除雪水として

雪が積もる地方であれば必須かと思います。井戸水の温度は年中一定の温度なので除雪水としては上水道より適しています。

また夜に雪が降り積もる場合も、一晩気にせず流しておく事ができるのでオススメです。

使用例3:洗車水として

洗車に使う水量は非常に多いと思うのでこれも井戸水で行う事ができれば水道料金を安くする事ができます。

雑用水でも水質検査は必要

雑用水でも水質検査はした方がいいと思います。洗車水などは金属の含有量を確認しておかないと、車を傷つける事になります。

いずれにしても、身の回りで扱う水ですので水質検査はした方がいいと思います。

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井戸水を併用すると安いのか?

水道水と井戸水を併用すると水道料金は安くなります。ただし、劇的に安くなるわけではないと思っておく必要があります。

生活水及び雑用水全てを井戸水にすれば劇的に安くなりますが、リスクを考えるとオススメはしません。

私がオススメするのは

生活水【お風呂、洗濯、トイレ】 → 上水道水

雑用水【水やり、除雪、洗車】  → 井戸水

このように使用目的に分けて併用する事です。

思ったほどの金額的な効果は得られないかもしれませんが、気にせず使える点ではオススメします。

井戸水は地域による、当たり外れが大きいと思いますので私のオススメが全ての人に当てはまるわけではないですが、井戸水導入の参考になれば幸いです。