自分の家を建てるなら格子のあるデザインの家を建てたい。格子デザインへの思いが強い私は住宅メーカーの選定段階から、どこに行っても格子デザインの家を建てたいと言っていました。
今回はそんな自分が
・格子デザインこだわりポイント
・住み始めてわかる格子のメリットデメリット
を紹介しようと思います。
格子デザインこだわりポイント
家を建てるなら格子デザインがいいと思っていましたが、設計図を描けるわけもない私はサンプル写真を何点か渡しました。後日、住宅メーカーの設計士さんに提案をいただき、何点かの中から選択する事に。この段階ではまだ本契約をしていないので、デザインによる価格の差はわかりませんでした。
これとうまく付き合っていく事が大事なのよね
ココがこだわり!
家づくりが始まる前は、ネットで住宅画像を漁り妄想を膨らませていましたが、家づくりに予算はあるのは当たり前です。設計さんとの打ち合わせを重ねこんな感じになりました。
まぁ、よくある格子の使い方といえばよくありますが。。。
で、こだわりポイントはこの2つ
・フラットデザイン
・全体の統一感
フラットデザイン
わかります?
格子横の壁だけ上げ底してもらい、外壁と格子をフラットにしてもらいました。これによりスマート&シンプルなデザインに仕上がりました。ちなみにこのアイデアは設計者さんの提案です。
全体の統一感
先ほどのフラットデザインの格子と同じものを玄関の門柱にも使用してもらいました。この記事の見出しに使用している写真が門柱ですよ。我が家では「2階の窓」と「門柱」で格子を使用していますが、設計さんから提案されたときは玄関の入り口にも格子がありました。(予算の都合でカットしましたが)
住み始めてわかる格子の良かった点、悪かった点
設計さんとの打ち合わせが進むにつれて、予算と向き合う事が多くなり格子を諦める事も一旦は考えましたが、なんとか格子デザインのまま家づくりを進める事ができました。格子付窓のある部屋は私の部屋ではなくなってしまいましたが(笑)
住み始めてわかった良かった点
実際し住み始めてわかった事は、やっぱり格子のデザインがいいという事でしょうか。特に仕事が終わり夜帰ってきたときなどは、漏れる光に見惚れる事が5年以上たった今でも思います。雪が降ったりすると違う雰囲気がでるので、それだけでも良かったと思ってしまいます。外観の良さは光るものがあります。
さらに、太陽の光が窓から射す光が心地いいです。また、部屋の換気をするときは外から屋内が見えないので、気兼ねなく窓を開けて換気できます。
・見た目のデザイン
・心地いい採光感
・ちょうどいい遮光性
住み始めてわかった悪かった点
住み始めると良かった点もありますが、こんなはずではと思う事もあります。
身近なとこですが、窓が拭きが面倒です。当たり前ですが格子が邪魔で身を乗り出せません。我が家では柄付きの窓拭きワイパーで対応しています。
次に「鳥の巣」でこれが曲者です。全く予想していませんでした。住み始めて1年〜2年程すると軒下と格子の隙間に鳥の巣ができていました。仕方ないので雛が巣立ってから取り除きましたがこれがまた面倒。なにせ隙間がないので手が入らない。水をかけながら棒などでなんとか取り除く事ができました。今では春先シーズンになると巣ができないように見回ってます。
住宅メーカーの担当者から聞きましたが、格子の間に鳥の巣ができる事はあるそうです。レアケースですが巣の雛を狙ったカラスが、格子に挟まりそのままの事もあったようです。5年目点検の際に仰っていました。
建てる地域や配置なども関連していると思うので、一概に「格子を取り付けたから」ともいえないですが、取り付け方によってはターゲットにされるので、一定の隙間を保つなどしっかりと考えて格子を設置する必要があると思います。
・窓の掃除が面倒
・鳥の巣のターゲットにされやすい
まとめ
和モダン住宅や古民家風住宅に人気の格子ですが、そのデザイン性に気をとられやすいです。よく考えて設置しないと、こんなはずじゃなかったと思う事もあるかもしれません。格子を設置する際には、デザイン性や機能性のバランスを考えてみてはいかがでしょうか?我が家では悪い点ともうまく付き合いやはり格子付きの家にしてよかったと思っております。
多くの方が家を建てるのは人生で一度だけだと思います。家づくり始まると気分が高揚し見落とす事も出てくると思うので、いろんな方の意見を参考にして楽しい家づくりをしてください。
・デザインだけに注目して設置すると、格子のメリットを活かしきれない
・格子のデザイン以外の魅了も考えて取付けよう
多くの方が家を建てるのは人生で一度だけだと思います。いざ家づくり始まると気分が高揚し見落としがちな事も出てくると思うので、いろんな方の意見を参考にして楽しい家づくりをしてくださいね。